被害状況
Aの写真で見る通り、この角付近が、鳩糞が多く見られます。
Dの写真奥に見える、ロータリー付近を、監視する為に鳩が停まりに来ていると思われます。
推測ではありますが、このロータリー付近にエサとなるものが多く、人が少なくなるタイミングを計っているのだと考えられます。
その為、この屋上周囲でもこの場所だけが、突出して鳩糞が多い原因だと思われます。営巣している雰囲気ではないため、
周囲監視の為の場所だと言えます。
外周道路に鳩糞被害が出る可能性が高いので、対策が必要です。
被害状況
こちらの階段付近で、多くの鳩糞被害が確認されました。
状況を考えるに、営巣しようとしている感じが伺えます。
糞が落ちている箇所に、巣の材料となる枝がチラホラ落ちていました。
巣になるのは、階段踊り場の下側の、鉄骨が交わる部分。
交差する部分は広く、外敵であるカラスからも身を隠せて、
尚且つ雨風を防ぎ易いため、巣になりやすい箇所となります。
現状では卵は見当たりませんでしたが、巣になる可能性は高いといえます。
放置していると、どんどん被害が広がりますので、早急の対策が必要です。
被害状況
Aの写真の、横引きの雨樋に、鳩が停まってその直下にある
Bのガラリ付近が、鳩糞で汚れていました。
Cの通路付近にも、鳩糞が落ちていると思われます。
通り掛かる住人様に、被害が及ぶ恐れがありますので、対策が必要です。
被害予想
②の階段と似たよな形状のこの階段も、②を対策する事で同様の被害が出る恐れがあります。
鳩の習性の一つとして、似た感じの所を巣にする傾向があります。
様子見とはなりますが、②の階段部分を対策後は、注意して見る必要があります。
被害予想
①の被害箇所のした部分にある看板ですが
現状、鳩が停まっている様子はありませんが、①を対策する事で、ロータリーを監視できる場所が、この看板だけになるので、停まる恐れがあります。
可能であれば、①の対策と同時にこの看板部分も対策する事をお薦め致します。
被害予想
縦ダクトを納めている場所です。
他の場所とは異なり、鳩被害が出る可能性は低いで
すが、他の場所を対策していく事で、営巣する可能
性があると思われます。
注意箇所として、様子をみておく事を提言致します。
対策案
赤ラインはパラペット部、緑ラインはルーバー部、
青ラインは庇部を示しています。
被害の集中している箇所を中心に対策をお薦めします。
対策方法は、次の三種類です。
A:防鳥剣山B:忌避剤C:電気ショック
<各種のメリット・デメリット>
A:手軽に設置でき、施工日数が短い。
対策距離が長いと、費用が高くなる。
B:Aと同様に手軽に設置でき、対策場所を選ばない。
他の対策商品と違い、場所を選ばす対策しやすい。
薬剤であるので、効果期間があり、ランニングコスト
が掛かってしまう。
C:電気によるショックを与えるので、鳩に対して直接
痛みによる学習で、確実に飛来させなくする。
初期設備費用、及び施工に時間が掛かる。
鳩の行動理由から、部分的な対策から初め、被害の移動が起
きる状況を見ながら、必要に応じて対策範囲を広げるのが、
この屋上では有効であると考えます。
対策方法の種類もありますので、メリット・デメリットをふ
まえ、ご検討お願い致します。
対策案
ここでは、鳩が営巣しかけている事からも、階段内部に侵入されないように、防鳥ネットで覆ってしまう対策をご提案いたします。
写真の赤枠 のイメージで全体を囲い対策致します。
屋上部分は、
緑のラインでポール等を建てて高さを取ります。
鳩は営巣しだすと、防鳥剣山や忌避剤の対策は、効果が薄くなりますので、防鳥ネットでの対策が一番良いと判断します。
対策案
この雨樋部分の対策は、効果が一番発揮する防鳥剣山の設置をお薦め致します。
忌避剤の設置も有効ですが、効果期間の限定がありますので、後々の事もふまえて、防鳥剣山が良いと考えます。
設置は、
赤ラインの横引き部分のみとなります。
忌避剤対策案
赤ラインはパラペット部、緑ラインはルーバー部、
青ラインは庇部黄ラインはL型鉄骨部を示しています。
被害の集中している箇所を中心に対策をお薦めします。
忌避剤による、対策を行っていきます。
基本作業方法として
①丸型のカップをボンド接着にて施工範囲に等間隔で
設置していく。
間隔は20cm前後
②設置した丸型カップに忌避剤を盛り付ける。
以上二点になります。
庇部分やルーバー部分の施工については、
ルーバーの撤去を行ってから設置。
設置後は復旧を行います。
施工中は安全ロープを設置してから、落下防止措置を
してから作業を行っていきます。
忌避剤対策案
赤ラインはH鋼部、緑ラインは鉄扉庇、
青ラインは電灯部橙ラインはその他部を示しています。
忌避剤による、対策を行っていきます。
大半の作業は、ハシゴや脚立による作業となります。
一部●部分の箇所だけは、ハシゴ作業が危険なため
高所ロープによる作業と致します。
H鋼部に関しては、裏表がありますので、両面とも
設置を行います。
施工中は安全ロープを設置してから、落下防止措置を
してから作業を行っていきます。